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なんやかんや商店街
むかしの 面影残る 商店街
いらっしゃい
おばちゃんの しゃがれた声
ハムカツが
自慢の お肉屋さんの前には
お小遣い 握りしめた 子どもたち
なんでもない なんでもない
そんな町の風景
人がいて つながって
そこに暮らしがある
昼間から カップの酒で ごきげん
おじいちゃん
縁台で 将棋の駒が踊る
くるくる回る 散髪屋のサインポール
バリカンが めっちゃ得意な
おっちゃんの店
「どれでも10円」
段ボールに書いた看板
雨に打たれて 文字がにじんでる
なんでもない なんでもない
そんな町の風景
人がいて つながって
そこに暮らしがある
あっちの店の方が やすかったで
しらんけど
にいちゃん もうちょっと
まけてぇな
なんでもない なんでもない
そんな町の風景
人がいて つながって
そこに暮らしがある
もうかりまっか ぼちぼちでんは
ほな また ごきげんさん
なんやかんやで 今日も暮れてゆく
なんやかんやで おもろい町やわ
作詞:井上克己
作曲:井上克己
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